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2017年12月29日金曜日

2017年もありがとうございました。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
2017年も、残すところあと数日となりました。
中山店は、12月26日が本年最後の営業となっております。
また、年始は1月4日から営業をいたします。

年末年始で、急なご注文や修理のご相談などのお問い合わせは
12月31日18時まで松坂屋上野店にてお承りをいたしております。
また、年始は1月2日より営業いたしますのでお手数をおかけしますが
こちらまでよろしくお願いします。

【松坂屋上野店】
東京都台東区上野 3-29-5 PARCO側地下1階
03-3832-1111 10時~20時 ※12月31日は18時閉店

2017年9月27日水曜日

新サービスの紹介です

マンションにお住まいの皆様
または、ご自宅が鉄筋コンクリートの方にオススメのサービスが10月1日からスタートします。
そのサービスとは、【お宿サービス】です。

革製品って、使う季節が終わると半年使わず箱に入れて
靴棚の奥に入れていませんか?
その管理方法は、、、、、やめて下さい〜(涙)
革は、通気性の良い所で陰干ししながら、定期的にホコリをとって
保湿と油分を足して管理するのがBest!!です。
「でも、家に陰干しするスペースが無い、、」
「お手入れなんて面倒、、、
「お手入れしたらシミになっちゃうかも」

それなら、大切なお品物を革のプロ!!革製品の職人にお任せしてみませんか?
当店なら、湿度管理された保管場所で
お客様がご使用になるまで定期的にお手入れしながら保管します。
お預かり期間中は、出し入れ自由です。
ご使用後は当店にご返却頂ければ、再度お預かりしながら
一緒に消耗箇所の修理等も承りますので、
次使う時には、安心してお使い頂けます。

それがお宿サービスです
お預かり対象品

●ブランド革製品 ●旅行鞄 ●革トランク
●季節限定革製品(ブーツ・サンダル等) 
●自転車・バイク・車等の革パーツ 
●革コート・パンツ ●革帽子 ●冠婚葬祭革製品 
●スポーツ用革製品(グローブ等) ●ゴルフシューズ・バッグ
●お子様の靴 ●ランドセル ●革製お人形 等々、、、 

詳しくは、中山店 店頭でスタッフにお問い合わせください。
 中山店047-332-4200


2017年2月6日月曜日

こんなカスタマイズも出来ちゃいます。

こちらは、お客様よりお預かりした高級ブランド品です。
「持ちづらくて最近使わないの!!」
「両手が開くリュックやショルダーに出来ないかしら?」
そんなお悩みをご相談いただきましたので
リメイクしちゃいました!!

作業前
完成 こちらは、2Wayで使えるショルダーバッグになりました。


作業前
 作業後
こちらはリュックになりました


昨年末の特注品

昨年末にご注文を頂きました特注品をご紹介します♪

こちらの特注は
彼氏にプレゼントという事で
革のペンケースをご注文いただきました。
革が大好きな方へのプレゼントでしたので
革の風合いと縫い目を荒々しい感じに仕上げてます。
少々面倒でもこの巻き巻きがかっこいい!!
お客様が最後に、打刻でイニシャルを入れていかれました。
彼の為に色々考えてオーダーしたので
もらったらきっと嬉しいですよ〜♪



2017年1月2日月曜日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

本年年始は、下記の百貨店催事に出店しています。
その為、二天一流総本舗 中山店・市川店
年始1月11日より営業致します。
ご来店御待ちしております。

●1月2日〜10日 三越 日本橋本店 新館1階

●1月3日〜10日 伊勢丹 立川店  2階 




2016年8月19日金曜日

創作紳士靴。


お久しぶりです!お盆休みも終わってまた満員電車にぐったりしていませんか?
夏バテには気をつけたいですね~。夏風邪も厄介です。
 
さてさて、今回は春から秋にかけて活躍しそうな創作紳士靴をご紹介。
 
 
それがこちら!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
んん?
ちょっと画像を間違えてません?
夏バテですか~?もうしっかりしてくださいよー。
 
 
なんて思ってもらっちゃ困ります。
 
ほら、鏡に映った姿をよ~くごらんなさいな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
か、かかとがない!?
 
 
そうなのです。スリッパやサンダルみたいになっているのです!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前から見るとフォーマルな紳士靴ですがなんともカジュアルな作り!
短パンや、すそをまくったスタイルに合わせやすいのではないでしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもこちらの靴底はEVAという素材を使っていて、とても軽い!
 
是非店頭でご確認ください。
もちろんオーダーも可能です。
 
 
 
 
革のサンダルを買いたい!履いてみたい!という方、
残念ながら現在店頭にサンダルは並んでおりません。
オーダーを頂いてから作ることはできますのでお早めにご依頼くださいませ。
 
写真はオーダーで製作したサンダル。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年7月26日火曜日

新サービス開始いたしました

新サービス導入のおしらせ
「夏場って革製品使わないけど保管方法に困る…」
そんな革製品の事でお悩みはありませんか?
当店では、革製品の職人がお客さまの大事な革製品を
御使用にならない期間、お預かりする「お宿サービス」を開始いたしました。
ついでに、革製品の修理のご相談も承ります。
夏のカビ対策にお客さまの革製品をお宿で癒してみませんか?


2016年7月9日土曜日

わーい二天マルシェ〜(・ω・)ノ


二天マルシェ初日でーす
雨降ってますが元気に、開催中でーす
ご来場の際は、足元にお気をつけくださいませ( ̄Д ̄)ノ
色々な作品が皆様のご来場お待ち申し上げております。

あっ僕の好きなブルーベリーマフィンだ〜


菩提樹の実のアクセサリー(´Д` )神秘的〜
たーーーぷりキュッロトもありますよ

2016年4月1日金曜日

ものに沿わせてつくる:クラシックカーのハンドルカバー

「車のハンドルに革を巻いてほしい」というオーダーがありました。

聞くところによると、お客様はとある田舎の納屋に眠っていたクラシックカーを買い取って、大がかりなメンテナンスをしているところであるそうな。
様々なパーツを交換していく中、表面の樹脂の剥げてしまった古びたハンドルを、新品に取り替えてしまうことはたやすいが、せっかくなので一工夫して革ハンドルにしたら格好いいんじゃないか……、といった経緯からのご注文でした。


<製作過程>

◆1:パターン製作
クラシックカーのハンドルはとてもスリムでした。
この雰囲気を失いたくない、ハンドル裏のグリップのデコボコもちゃんと感じられるようにしたい、とのことでしたので、薄手の革でキツめに締め上げて、きっちり仕立てることにしました。
 


きっちりのやり方も色々あると思いますが、今回はデザインテープを使用し、靴のパターン製作の応用を試みました。木型に巻き付ける要領でピッタリ巻いて、デザイン線やアタリを書き込んだら、ハンドルを傷つけないように注意してはがし、それを元にエンヤーコラとパターンを起こします。


◆2:試作
実際に使用する革と同じもので、組み立ててみます。

裏の凹凸もきれいに出ましたね。こんな感じで今回は大体オッケーでした。気になった箇所のパターンに微調整を加え、本番に入ります。ここでどれだけ完璧に近づけたと思っても、革の部位や状態で誤差が生まれてしまうのが革製品の難しいところであります。


◆3:裁断、漉(す)き
 本番用の革を裁断した後、パーツ同士のきれいな縫合のために、縫合部を漉(す)いて薄くします。縫ってから漉いた部分を折り返して、もとの革の厚みに戻れば成功です。写真では1mm程度漉き幅が広く出てしまいました(白く色が変わっている箇所です)が、許容範囲だと判断し、先へ進みます。
そう、このことがあんな悲劇を起こすとは、このとき誰も予想だに……いやいやいやないです悲劇。NO! 悲劇。悲劇ダメ・絶対。


◆4:手縫いの穴あけ
念のため、組み立てたもので一周の距離が合うかどうか確認します。だいぶ縫ってから発覚して激しく後悔し人知れずむせび泣く未来を回避&朗らかにGO!

縫合する甲側と乙側、両方を重ねながら菱目打ちなどで穴をあけていきます。
穴の数が甲と乙とで合わないと、最後の方まで縫ってから発覚してこの世のハンドルというハンドル全てへの呪詛で塗り込められた魂がオロロンと声なき声を発しつつ天の川銀河から3,000パーセク四方をきりもみ回転で云々

ちなみに、クラシックカーはこんな感じの外見だそうです。とてもすてきです。


◆5:縫製
手縫いで縫製します。今回は車体に合わせた色の糸をご注文いただきました。

まずは全体の位置決めの要となるT字パーツから。補強のために、パーツの縫合部をまたいだ場所からスタートしました。

縫いあがりのズレが心配なので、上下同時に縫い進めます。
キツく縫いたい時は、指サックを使用しています。

T字パーツを左右両側縫い合わせたら、ハンドル中央パーツです。距離があるので、やたらと長い糸になりました。必然的に、縫い方も靴の底付けの出し縫い、すくい縫いのように、糸を左右同時に手を伸ばして、羽ばたくようにシューっと引くやり方になりました。縫っている本人は大真面目ですが、割と滑稽な動きかもしれません。

長い方が終わりました。途中からグローブを装着しました。これならば指を痛めずに革だろうが悪代官だろうが目一杯締められます。しかし誠に残念ながら今回の仕事には三味線も中条きよしも登場いたしません。いや残念です。

長かった手縫いも残りわずかです。ズレやシワが生じないか、注意して進めます。


◆6:仕上げ
縫い終わりました!


心配していた寸法のズレもなく、凹凸もきれいに出ました。
手縫い糸によるグリップの違和感を少しでも解消するため、縫製部分をハンマーできっちり叩いて、完成です。

縫いあがり当日に、無事納品となりました。
見た目にはご満足いただけたようでよかったです。後は、実際に取り付け、車が完成し、運転してみてからのフィードバックを待つところであります。

「おい小僧、それなら〇〇に革を巻いたアレンジができないか?」
そんなご相談、宵闇に紛れて人知れずお待ちしております。

(石川)

2016年2月4日木曜日

同じものをつくる:ノートカバー

長く使ったものと同じ使い勝手の品物を探すのは、意外と難しいですよね。
今回のオーダーは、使い古したノートカバーを、そのままの仕様で新しく作り直してほしい、というものでした。

使い込まれた品物は味わい深いです


庭仕事がお好きとのことで、ご用意頂いたテキスタイルはかわいらしい園芸道具の柄で、「ここを使ってほしい!」というご希望の部分を目立つ場所に配置しました。

革部分はヌメ革を使用し、使うほどに深みが増すことと思います。この緑のノートカバーも、ボロボロになるまで使って頂けたらうれしいです。 

 (石川)

2015年12月27日日曜日

【特注品】鍼灸師の方の「はり」ケース

二天一流総本舗はフルオーダーができる革製品店ですので、時には特殊なご注文を頂くことがあります。
先日完成し納品させて頂いた、「はり(鍼)のケース」も、そんな世界に一つだけのワンオフ革製品になりました。

鍼ケース! 長財布より一回りおおきいサイズです。

アイデアと丹精を込めた内部。落ち着く色味です。

 なんでも肌に刺す鍼ではなく、肌に当てることで施術するタイプの鍼を携行するためのケースが欲しいとのこと。刺さない鍼というのは初めて聞きましたが、刺されるのが怖いという方でも気軽に通えそうです。
その鍼は太く、素材も銀でできているものがあったりして一本一本が高価であるため、どうやって収納するのがよいか、試行錯誤を繰り返しました。
苦労はありますが、「特別な一つだけのもの」を作り出せた瞬間のよろこびは、いいものです。

普段は靴に使用しているクッションを使用。柔かい鉄壁。
道具を拭くクロスなどを固定するゴムバンドです。
マジックテープを使用し、本体の機能に拡張性を持たせました。




末長くお使い頂いて、是非メンテナンスまでさせて頂ければと思います。

(石川)